KITSCH PAPER

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2006年06月02日

祝・江戸川乱歩賞!!

060602.jpg制作会社に勤めていた頃、言葉では言い表せないくらいお世話になった、作家でフリーライターでもある鏑木蓮さんが、『東京ダモイ』という作品で江戸川乱歩賞を受賞されました。いやぁ〜ホントにめでたい!なんていうと大先輩に対して失礼な言い方になるのかもしれませんが、出てくる言葉がそうなのだから仕方ありません。
鏑木さんとはよく一緒に仕事をさせて頂いたのですが、そんな中で信じられないくらいヘビーなシリーズ物があり、制作面だけでなくいろいろな面で助けてもらいました。この時の精神的プレッシャーと、ゲーム制作に携わっていた時の徹夜地獄を経験したおかげで、大概の仕事は何とかなるという、まったく根拠のない自信がつきました。
今でも鏑木さんをはじめ、当時一緒に働いていた人たちとは「編集会議」という名の飲み会で集まるのですが、そのたびに鏑木さんの雑学王ぶりに驚かされます。まるで事前に話題となるテーマを想定して、下調べでもしてるんじゃないのと思わすほど。その底なしの知識を独特の節回しで話されると、誰もが知らないうちに鏑木さんのファンに。ホント、魅力的な方です。
以前、鏑木さんから「OKUMURAくんも小説、書いたらいいのに」と言われ、頑張って賞に応募しようと思ったにも関わらず、いまだに実行にうつせず。そのくせ‘いつかオレも’という虚勢だけが張りついている。ここらで気分を切りかえてペンを握ろう!と思うんですけど、これがなかなか…。
その前に『KITSCH PAPER』4号の原稿を書かなければ!今回の特集は、かなりベタです。

posted by ichio : 21:46 | comments (2) | trackback (0) |

comments

すごい!
おめでとうございます!(と、ここで書くのも妙ですが)
とうとう、Wikipediaに名前が載ってしまうヒトになってしまわれましたね…。
(江戸川乱歩賞のページを参照)
こういうハナシを聞くと、我が身を振り返り、
「あぁ…」と嘆息が…。うむ、がんばりましょ。

Posted by: AkihisaTakahashi at 2006年06月04日 23:33

凄いですよねぇ。
ご本人の意思とは別に、近寄りがたい先生になっていかれるのですかね。

僕の場合、「近づきたくない」としか、言われたことがありません。

まぁ、お互いがんばりましょう。

Posted by: OKUMURA at 2006年06月05日 22:44

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