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2006年07月02日

ゾンビと化す

060702.jpg虫に刺されたところからバイ菌が入り、アゴが腫れてえらいことに。最初の2〜3日はじっと痛みに堪えていたのですが、髪の毛をさわっただけで違和感を感じるようになってきたので、これはマズイとお医者さんへ行く。診察の結果は‘とびひ’。症状自体は‘薬を飲んで大人しくしていれば治ります’とのことだったのですが、問題はヒトにうつるということ。ウチの生後7ヶ月のエンジェルにうつりでもしたらそれこそ大変なので、しばらくつれ合いの実家に避難してもらうことに。つれ合いと子どもを送り出し、ひとりポツンと残された寂しさといったらない。そして、何だか自分がゾンビになったような気分になってくる。というか、赤黒く腫れ上がった患部はゾンビそのもの。鏡に向かってゾンビの真似をしてみたところ、巨大な虚無感におそわれる。
そんな訳で『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 死霊創世記編』です。これは、ロメロが撮った『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビ誕生』のリメイク。死霊創世記編では監督は他の人に任せていますが、本人も制作総指揮で参加。
個人的にはオリジナルよりもこっちの方が好き。テンポがいいし、カメラもグッド。それに何といってもヒロインがいい。最初は、こんなブサイクが映画の主人公をやっちゃダメでしょうというルックスなのに、ゾンビと戦っているうちに逞しくなって、ちょっとセクシーに見えたりする。弱そうなのに強い、強そうなのに弱い、そんな微妙な塩梅が男のエロ心をくすぐる。
この作品を観直すと、とにかくゾンビが弱い。映画の最後(作中時間にして1日足らず)には、見事に駆除されている。これって、‘あぁ、ビックリした’レベルの出来事なんじゃないでしょうか。これだったら絶対、『クジョー』に出てくる犬の方が恐ろしい。
『ゾンビ』や『ドーン・オブ・ザ・デッド』『ランド・オブ・ザ・デッド』に漂う終末感とはえらい違いですね。

posted by ichio : 10:37 | comments (2) | trackback (0) |

comments

家族がいなくてさびしいなんて、OKUMURAさん子どもができて人が変わったんちゃう? おれが1人の日は、家中の電気つけっぱなしにしたり、服をぬぎちらかしたり、エアコンを18度にして毛布にくるまったりするよ。でも、その程度で羽根伸ばした気分になる自分がなさけない。ところでクジョーが駆除って駄洒落?

Posted by: カトー at 2006年07月03日 21:00

豪快に遊んでますやん。
オレなんか、一人の時でもセコセコ後片づけしたり、
洗濯物たたんだりしてます。
それで、おチビの服の匂いをかいでニンマリしたり。キモイ?


クジョーは断じて駄洒落ではありません。
でも、歳を重ねる毎に、この辺の感覚が鈍ってきているような気がする。

Posted by: OKUMURA at 2006年07月04日 13:30

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