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2006年07月26日

団地といえば…

060726.jpg吾輩の世代は‘山’といえば‘川’、‘団地’といえば‘妻’でしたが、今の若い男の人って「団地妻」なんて言葉を見聞きして反応するもんなでしょうか?
何といっても、USJに来た修学旅行生がE.T.を見て「何や、このキモイの!」とわめいている時代ですからねぇ。
しかしまぁ、時代と共に「団地」という言葉が発するのイメージが変わってきているのも事実。
そう、エロからサイコへ。
戦後の高度経済成長期に建てられたこの日本特有の集合住宅も、今では時代に取り残された異空間となり、かつて‘ガンバレお父さん!’と期待の光で満ちあふれていた幸せの住まいも、疲れ果てたおやっさんが独りうずくまる薄暗い部屋にヘンゲ。こうなったらサイコ犯罪5秒前。
そして、誰もいなくなった部屋には、かつていた家族の想いだけが残る。何か、『呪怨』みたいな世界になってきました。
こんなオーラをまとう前に、クーネル的な「団地イメージアップ作戦」を展開した方が良いのでは。

posted by ichio : 00:09 | comments (7) | trackback (0) |

comments

「団地ともお」 作 小田扉  このマンガは、団地のイメージアップに一役かっていると思いますよ。
地域社会での人間を美化することなく面白く描き、つっこみどころが散りばめられたオススメの作品です。  

Posted by: yoshio at 2006年07月26日 10:59

何か表紙からオールウェイズしていて、泣かせますね。
今度、本屋さんへ行ったときに見てみます。

団地ってボクの中では四階建てのイメージなんですけど、
団地の定義ってあるんでしょうか。

Posted by: OKUMURA at 2006年07月26日 22:21

団地ってよく知らないけど、とにかく濃いイメージ。住宅系の言葉の中でも特に匂うというか...キャンペーンとかでもりあげるというのはかなり面白そうですね。

Posted by: yamasaki at 2006年07月26日 23:05

古い団地を建てかえるとき、「都市再生機構のUR賃貸住宅」というものに変わってるらしい。名前も「○○団地」から「やすらぎケ丘」みたいな変なのになってる。広告とかでみたことある?
オシャレなテラスとか書斎つきとかあったりして、家賃も民間の賃貸より高いくらい。
しかし「UR賃貸妻」じゃあ、チンピク度ゼロですね。

Posted by: カトー at 2006年07月27日 16:05

よろしければ、またお貸ししますよ。 小田扉は、デビュー時から一般受けしないながらも、いい作品を描いていたのですが、「団地ともお」は間口も広く奥も広い、多くの方が楽しめる作品となっています。
団地の定義はですね、 知りません。 ただ、団地妻の艶かしさは生活臭からくるように思います。
ですんで、「UR賃貸住宅」となってしまった今では。「UR賃貸っ娘」なんかが新たなジャンルとして登場するかもしれませんね。

Posted by: yoshio at 2006年07月27日 22:20

yamasakiさん
団地って、住んでいる人たちのいろんなものが染み込んでいる感じですよね。
これって今のマンションにはないような。

ところで、ボクなりのイメージアップ作戦を考えてみました。
団地住まいのシンボルであるカギっ子を、‘K-boy’ ‘K-girl’と呼んでみるのはどうでしょう。


カトーさん
とある事情で普通の人より知っています。
だって今も、その○○を…。

昨今の計画された都市は人間の闇の部分を徹底して排除しますが、それってどうなんでしょうね。


yoshioさん
ぜひ貸してください。

今の住まいには、汗のニオイがないのでエロくないような気がします。
「UR賃貸っ娘」は、とりあえずアニメで作品化でしょうか。

Posted by: OKUMURA at 2006年07月27日 23:30

じつは僕も、今週その○○を入稿…。

Posted by: カトー at 2006年07月28日 21:33

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