京都にコモドドラゴンがいなくてよかった

「日本に京都があってよかった。」
この、京都市のPRコピーを見る度に、何とも言えない居心地の悪さを感じます。確かにその通りなのかもしれませんが、こうも真っ正面から言われると、「私はキャサリンという名前の女の子が好きです」というような英語の教科書に出てくる文章に思えてくる。
それよりも吾輩の「京都にコモドドラゴンがいなくてよかった。」というコピーの方が、皆さん‘その通り！’と納得されるんじゃないでしょうか。
だって、この世界最大のオオトカゲ、デカいうえに性格もどう猛で、鹿やイノシシまで襲っちゃうんですよ。しかも時速10kmで走るうえ、泳いだり木に登ったりするのだから、たまったもんじゃない。絶対、軽自動車よりも強いと思う。
こんなんが京都にいたら、とてもじゃないけど‘はんなり’なんかしてられません。ホント、「京都にコモドドラゴンがいなくてよかった。」でしょ。
でも安心はできません。というのも、ちょっと前に京都の街の真ん中で世界で2番目に大きいミズオオトカゲが発見されましたから。ホロ酔い気分で祇園あたりをブラブラしてたら、バクッといかれますよ。
ところで、コモドドラゴン、キングコブラ、アナコンダ、ヒョードルでバトルロイヤルをしたら誰が勝つでしょうねぇ。かなり興味あります。
以前、テレビ番組で組長 藤原喜明とツキノワグマ（かなり弱っちいヤツ）が闘う企画があったのですが、組長は顔面蒼白でほとんど動けない状態。吾輩の判定では組長の不戦敗でしたが、審査員の判定は引き分け。いつの時代も判定は微妙なものです。