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2006年10月02日

ジョーンズ・ジョーンズって…

061002.jpg今年前半、一部の音楽ファンの間で話題になっていたエドガー・‘ジョーンズ’・ジョーンズの『スージング・ミュージック・フォー・ストレイ・キャッツ』をやっとこさ聴く。この人、ステアーズのエドガー・サマータイムと同一人物だったんですね。まったく知りませんでした。
ステアーズの唯一のアルバム『メキシカンR&B』が出た時は結構気になっていたんですが、完全に色物扱いされていたのでスルーしてしまい、そのうち存在自体も忘れ去っていました。なので、『スージング・ミュージック〜』でどんな音楽が繰り広げられているのか、いまいちイメージできず。
しかしプレイボタンを押し、音が鳴った瞬間、不安は吹っ飛ぶ。カッコいいです、このアルバム。間違いなく、今年いちばんのインパクト。(そんなに新譜聴いてませんが)
往年のブリティッシュ・ロックをはじめ、ジャズやブルース、ドゥーワップ、ファンクなど、あらゆる音楽が一体となった音楽はまさにオンリーワン。いろいろなジャンルをミックスするミュージシャンは数多くいますが、混ざり具合がまるで違う。スマートに配置しましたというスタンスとはほど遠く、得体の知れない熱でグシャグシャになっている。
よく、初期ストーンズ、トム・ウェイツ、スライ、ルイ・アームストロングなどをゴッタ煮したような感じなんて書かれていますが、ホントその通り。この絶妙のバランスは偶然なのか、才能なのか、はやく次の作品を聴いてみたい!
エドガー・ジョーンズはステアーズの頃からアナログな音にこだわっているようで、この作品でもモノラル録音という頑固ぶり。ちなみに機材はジョニー・マーが貸してあげたのだとか。いいアニキっぷりです。

posted by ichio : 00:43 | comments (6) | trackback (0) |

comments

これ、かっこいいですね。久々のヒットでした。
クアトロよりも磔磔でのライブが見たいところです。

Posted by: yamasaki at 2006年10月04日 11:38

確かに、いま時なスポットよりも、古びて味のあるところが似合いそうですね。
デヴッド・リンチの映画に出てくる、怪しいナイトクラブなんかもハマりそうな気がします。

Posted by: OKUMURA at 2006年10月04日 15:38

かっこいいですよね。 
今、ちょうどこれ聴いているところでした。

ジャケットなんかは良かったのですが、ライナーの日本語部分の形式は、見た目も中身も残念な気がします。音には関係ありませんが。

にしてもジョーンズ・ジョーンズって・・・

Posted by: yoshio at 2006年10月06日 01:18

僕はセコって輸入盤を買ったので、
ジャケもダメです。

ジョーンズ・ジョーンズって、
新野新をパクッてるんですよね。

Posted by: OKUMURA at 2006年10月07日 09:17

そうだったのですか。
段田 男をパクっているのかと思っていました。

Posted by: yoshio at 2006年10月08日 00:17

段田男を忘れていました。
同じうた歌いということで、こちらを真似た線が濃いですね。
と思ったら、段田男、今は大工をしているようです。

Posted by: OKUMURA at 2006年10月09日 08:44

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