理想の住まい
先日の『世界遺産』を見て溜息しきり。
なぜかというと、ルイス・バラカンのお宅が紹介されていたから。バラカン邸はライトの落水荘と並んで、吾輩の理想の住まい。
はぁ〜、こんな家に住んでみたい。もし住まわせてもらえるならお家賃おいくら位ですやろ?というか吾輩にくれへんやろか。でも小市民ゆえ、あんな水使って水道代どれくらいかかるんやろ?ボウフラわくんとちがうやろか?とついつい思ってしまう。
世の中にはバラカンさんに家をつくってもらっている人だっているわけで、何か素でジェラシーを感じてしまう。(余りにも立場が違うので、こういうのはジェラシーとはいわないですね)
バラカン邸の素敵なところはまず、外と中のギャップ。外観はいたって普通なのに、ドアを開けるとそこは別世界。小さい頃、外はボロ小屋なのに中は豪華な家が出てくる絵本を読んで感じたワクワク感を思い出します。
家の中は部屋ごと、時間ごとにまったく異なる世界が広がっているのに、全体の統一感がしっかり存在する。こういうのを芸術というんでしょうねぇ。
派手な色使いの空間を抜けたところにある落ち着いたリビングや書斎は、窓から陽の光が射し込み、庭の緑がそよいでいる。こんなところでベークドチーズケーキをチビチビ食べながら、コーヒーを啜ったらどれほど美味かろう。はぁ〜、やっぱり溜息が出てしまいます。
話は変わりますが、『建もの探訪』に出演する人が最近自分と同年代になってきている。どないしたら、あんな爽やかな顔して小洒落たお宅に住めるんでしょうか。それとも渡辺さんに紹介してもらったら、どんな家でも素敵に見えるんでしょうか。試しに吾輩の家を取り上げていただきたい。
comments
あ! この番組、見逃しました…。見たかったなー。
建築のデザイン、空間デザイン、いいですよね。
僕はこのあいだ、テレビ番組『美の巨人』でフランク・ロイド・ライトが建築したフォーリング・ウォーター=「落水荘」をみました。
家一軒、アートするってすんばらしいことですね。
ライトの番組、見たかったなぁ。
一見良さそうに見える有名な家も、間近で見るとガッカリなんてこともあるようですね。
某テレビCMで出ていた「◎の家」は、かなり汚いらしいです。
「ビフォーアフター」なんかも、実際に住みはじめてからの「ビフォーアフターアフター」まで見せてほしいものです。