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2007年03月18日

ジョージィで温故知新

070318.jpg近頃、もっぱらジョージィ・フェイムを聴いています。いやぁ、すっかりツボにハマってしまいました。今までほとんど彼の音楽を聴いたことがなかったことが、すごく損したように思うくらいに素晴らしい。
スウィンギンな初期の作品もイカしますが、吾輩のお気に入りはもうちょっと後につくられた『セブンス・サン』で、ジャケットがイカすものは中身もイカすという説を証明してくれるアルバムです。
初期のアルバムではソウル、R&B、ジャズなどを独自のセンスで消化したクール&ホットな音楽を展開してますが、『セブンス・サン』の頃になるとだいぶ大人しくなった代わりに職人的な味わいが出てきていてなかなかオツ。
そして、このアルバムはとにかくアレンジが良い。1曲目のタイトル曲のホーンアレンジなんか、ホント洗練されていて、しかもエキサイティング。ウチの娘もこの曲が鳴り出すと、キュッキュとツイストします。他の曲でも、これポール・ウェラーやん!というアレンジがあったり、驚きの連続。(正しくはポール・ウェラーが影響を受けているのですが)
こんなことあんまり言いたくないのですが、今時の若手グループより遙かに斬新です。
ジョージィ・フェイムは現在、ヴァン・モリソンのバンドマスター〜アレンジャーを務めているそうですが、どんなことをやっているのか聴いてみたい。

posted by ichio : 22:14 | comments (2) | trackback (0) |

comments

僕が初めてジョージィ・フェイムを知ったのはヴァン・モリソンの作品経由でした。「大人のモッズ」てな感じで抑え気味なんですけど、時々オルガン効果でヴァンの曲にヒップなノリが。「Hymns to the Silence」とか大名盤!)
思えば二人ともいろんな音楽スタイルを吸収してるのは似た者同士。意気投合したんでしょうね。男子学生のようにレコードの貸し借りとかしてそう。
それにしてもジョージィ・フェイムのように、何十年経ってもカッコいいのはスゴイ。

Posted by: sanovsky at 2007年03月19日 13:00

僕は去年の再発で初めて聴いたクチです。
ヴァン・モリソンとジョージィ・フェイムのレコード貸し借り、いい光景ですね。
何となくジョージィ・フェイムの方が「コレいいから、絶対聴いてみ」と、すすめているよう気がします。

Posted by: OKUMURA at 2007年03月19日 13:42

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