いいところナシ！

久々にどうしようもなく面白くない映画を観てしまいました。タイトルは『徳川女系図』。時代劇としての面白味は微塵もなく、‘おバカ映画’などといって面白がることもできない、心底つまらない代物でした。
パッケージは大奥と徳川五代将軍 綱吉の狂態ぶりをお色気たっぷりに、はっちゃけて描いたモンド映画のニオイを漂わせていてすっかりその気になっていたのですが、完全に期待はずれ。パッケージをつくった人もこの辺のところは分かっているはずなんだから、下の方にでも‘この作品はパッケージほど面白くない可能性があります’とか何とか書いておいてくれないと困る。
確かに何の意味もない女相撲大会や尻をまくっての卵吹き合戦、何じゃそりゃ？！な結末などが用意されていたりするのですが、これを面白いといって‘こんな映画に注目した吾輩の感性ってイケてるでしょ‘という気には到底なれません。（それを目論んでイヤイヤ最後まで観た自分が腹立たしい）
ただ、この面白なさを共有したいという気持ちはあったりなんかしてピックアップいたしました。
どなたか一度、ご覧になっていただけないでしょうか。