メルハバ、トルコ♪
珍盤・奇盤の宝庫 トルコから最高にキッチュな贈り物!
その名は『ゲンチリック・イレ・エレレ』(ムスタファ・オズケント)という'72年のサイケ〜ジャズ&ファンク&ロック アルバム。今回CD化されるまでは幻のアルバムとして、何十万の値を誇っていたとか。それだけの大金をはたいて手に入れる作品かどうかは分かりませんが、2500円なら間違いなく‘買い’です。
収録曲はすべてお子様からお年寄りまで知っているトルコ民謡らしいのですが、見事にゴリゴリのベタベタのギトギトの濃ゆ〜い音楽にヘンゲしています。(本人さんの顔も濃い!)
キング・クリムゾン顔負けのツインドラムは二人ともフィル・コリンズを思わせるパタパタドラムを展開し、やけにせわしない。ベースはベースで‘オレ様、サイコー!!’とばかりに他のプレイヤーのことなどお構いなしに弾きまくる。そしてその上をジャンル・国籍不明のムスタファのギターが暴れまくるといった内容。
これ、トルコの人はどういう感覚で聴いているんでしょうか。日本の歌謡曲でも時々ロックと伝統音楽の融合なんてのがありますが、ほとんどはプレイしている人の気持ち良さそうな顔に反して、聴いている方は気恥ずかしくなってしまう出来だったりします。『ゲンチリック〜』も現地の人にしてみれば似たような感じなんですかねぇ。
comments
Jacket Watchの方にもこれ、のせてますよね。
びっくりする事に今日Mustafaさんからメールが来ました。
紹介してくれてサンキューみたいな内容です。
この作品のジャケの拡大画像と本人の写真まで貼付されてました。
なんかうれしいですね。
めちゃめちゃ嬉しいですね。
インターネットに乾杯!
それにしてもMustafaさん、いい人過ぎます。
お礼にこのエントリーの文をトルコ語に訳してお送りしたい。
本人さんが読んだら、気分悪くしはりますかね?
先ほど私信にてメールを転送しておきました。
写真もいっしょに。
まじでエントリーの内容送ってみても
おもしろいかもですね。友達になれるかも!
ご本人の写真、見ました。
いい顔したはりますね。
一緒に大吉で飲みたいです。
Posted by: OKUMURA at 2007年06月01日 10:40