俺の股間はかゆい。

日本中のみんなが‘やっと出た！’と思っているでしょう。ホント、待ってました、この言い切る勇気。そうなんです、そうなんですよ、みんな心の中でそう叫んでいたんです。
あっ、念のために言っておきますが、吾輩の股間がかゆいのではありません。（そらまぁ、かゆい時もありますが）今話題にしているのは池田模範堂から発売された『デリケアM's』というメンズ用の股間専用かゆみ止めです。
今まで女性用のかゆみ止めで「デリケートなところのかゆみに」てなフレーズが使われていたのですが、フォーメンとなるとこの表現では訴求力がないということで、直球ド真ん中のフレーズが採用されたと思われます。
『フェミニーナ軟膏』のCMではじめて「デリケートなところの〜」というフレーズを聞いた時は、かなりのインパクトを受けました。でもその反面、患部から微妙にはずれたところをかかれているみたいで、余計にムズがゆく感じていたのも事実。
そこにこの「俺の股間はかゆい。」ですよ。こんなに高らかに宣言するなら、人前でボリボリかいちゃってもいいと思うくらい。
そのわりに名前は『デリケアM's』と、大人しいですよね。発売元が小林製薬だったら『カユコカーン』とか『マタカイーサー』みたいな名前になっていたと思われます。どうせなら、ここまでしてほしかった。
ところで「俺の股間はかゆい。」と言っているイラストのオジサン、何か安倍首相に見えるんですけど。

近頃、男女問わずカラダのニオイを消すデオドランドスプレーがたくさん出回ってますが、デリケートなところ専用って、まだないですよね？ 出た暁には「俺の股間はくさい。」と言ってほしいなぁ。