京都再発見ツアー2
日曜日、「第2回 京都再発見ツアー」へ。今回は‘京の魔’というテーマで、貴船神社〜鞍馬寺〜古知谷阿弥陀寺をまわるという行程。30を超えた男4人(吾輩だけ加齢臭漂う35オーバー)が首からカメラをぶら下げ、ニヤけながら歩きまわる。
貴船では川床を楽しむ優雅な人たちを尻目に、ひたすら奥宮を目指す。奥宮ゾーンに入った途端、今までカラダを覆っていた冷気が霊気にヘンゲ。後で知ったのですが、ここは上流なのに貴船の谷でいちばん低い場所なのだとか。不思議です。
昼食後、貴船から山をひとつ越えたところにある鞍馬寺に向かう。ここは鞍馬天狗の里であり、全宇宙の活動エネルギーである尊天様がいらっしゃる聖域。メンバーの1人が尊天様のエネルギーをもろに受け、おかしなテンションになるというハプニングがあったものの、何とか本殿に到着。しかしここが、とんでもない魔空間!
何気なく地下へとつづく階段を下りていくと、明らかにヤバい空気が漂い出す。明かりは僅かな蝋燭だけで、壁一面に骨壺のようなものが並べられている。恐る恐る奥に進むと、壺で仕切られたダンジョンが出現。もう気分は完全に水曜スペシャルである。そして、ダンジョンの奥に進むと、そこには何と毘沙門天王・千手観音・護法魔王が!蝋燭の光で浮かび上がる異形の神は真剣に怖い。ここはホント、スゴイです。あっ、そうそうビッシリ並べられた壺に入っているのは、骨ではなく髪の毛だそうです。……どっちにしても怖いわ!
さて、この日の最終予定地である古知谷阿弥陀寺は即身仏(お坊さんが生きたままミイラになった仏様)がいらっしゃるお寺で、かなり期待していたのですが、この日は臨時のお休み。急遽、大原の勝林院に行く。ここも異空間にスリップしたような佇まいで、かなりのナイススポット。おまけにお堂で声明(くたびれたカセット)が聞けたりします。
ということで、今回のツアーはこれで終了。曇り空の夕方、セミの音が響くまるで‘もののけ’に出くわすような雰囲気の小道を歩いて帰路につく。
何気なくはじめたこの企画、いい感じになってきました。第3回は洛南探訪を予定。
comments
今回も楽しませていただきました。
少しずつ、京都っこに成れてきているような気がしています。
古知谷阿弥陀寺は残念でしたが、機会があれば、また勝林院と
合わせて行けたらと思っています。
京都にはまだまだ知らない
ナイスなスポットがあるんでしょうね。
次の伏見稲荷近辺も楽しみです。
そういえばボク、スズメの串焼き食べたことないですわ。
楽しかった! 感動した!
次回はよく眠ってから行きますワ。
むかし、ウチの店にスズメ、あったんですが、売れないみたいで、消えました。あれはグロい。。。
今週末、伏見稲荷まで、カイロプラクティックに行ってきます。
Posted by: hagiwara at 2007年08月06日 18:24打ち上げの際は、あり得ない値段にしてもらって、
ありがとうございました。うまかったです!
次も楽しみですね。
Posted by: OKUMURA at 2007年08月07日 22:17