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2007年11月07日

生死の間で

071107.jpgちょっと前、深夜に強烈な腹痛に襲われ、急患に駆け込む目に遭いました。
おへその上辺りの内蔵が絞られるような感じになり、痛みの波が来るごとに情けないうめき声が出てしまう。(途中から‘ちょっと大袈裟かも?’という気がしないでもありませんでしたが)
人が生死の間を彷徨うとき、今までの人生が走馬燈のように浮かぶといいますが、吾輩の頭に浮かんだのは、阪急電車がシンクロナイズドスイミングのように踊る摩訶不思議なビジュアルでした。
腹痛がおさまった後、悶絶中に見たビジュアルがホイットニー兄弟やジョーダン・ベルソンの映像に似ていたような気がして、自分にも映像の神様が降りて来たのかなとドキドキしました。
ホイットニー兄弟とジョーダン・ベルソンは、60年代に幾何学的視覚効果でサイケデリックな映像をつくり出した映像作家。ホイットニー兄弟は『2001年 宇宙の旅』のスターゲート・シーンや、『めまい』のオープニング・シーンを手掛けたことで有名。(ベルソンは確か、キューブリックのオファーを断ったと思います)
ベルソンの映像は曼陀羅などの東洋思想的なイメージが取り入れられていて、かなり面白いです。ただ、音楽がちょっと…という感じ。今のサウンドクリエーターが音をつけたら、もっと凄いモノになると思うんですけどね。レコードにはリミックスやトリビュートなんかがあるんだから、映像作品にもそんなのがあってもいいんじゃないでしょうか。
この人の作品はいくつか持っているので久々に見直してみたら、自分が見た阪急電車のビジュアルとはまったく似ていませんでした…。
そうそう、病院での検査の結果は‘まったく異常なし’。ほな あの痛みは何やねん!

posted by ichio : 00:56 | comments (2) | trackback (0) |

comments

その後、大丈夫ですか?
病院って、思っていた以上×以上(二乗)にいい加減なので、別の病院での検査をオススメします。今、僕が通院している病院も、なんかうさんくさい気がしてて、病院変えようか迷ってます。

僕が急患で運ばれた時は、苦しい中、この後の心配を冷静にしていました。走馬燈とは、生きるために必死で脳が働いている状態でしょう。(もちろん持論です)

Posted by: fulman at 2007年11月09日 12:06

どうもです。
1週間くらいは胃の調子がイマイチでしたが、今は治ったようです。
胃潰瘍とかだっら人並みにストレス感じてるのかなと思ったのですが
そうではなかったようです。
つれ合いからは胃カメラでしらべてもらうよう強く言われているので、
かなり怖いですが近いうちにきちんと診てもらおうと思っています。

ヤパい時に記憶がよみがえるのは、脳がリロードしてるんでしょうね。
僕にとって阪急電車はかなり重要なものらしいです。

Posted by: OKUMURA at 2007年11月09日 18:44

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