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2007年11月30日

SYD

071130.jpg世の中には‘それ、やっちゃダメでしょ’ということがあります。
吾輩はこれを「KY」にならって「SYD」と名づけています。
最近のSYDといえば、赤福の偽装問題。社長さんにしてみれば‘品質に問題があるわけじゃなし、ちょっとくらい誤魔化しても 赤福餅は ええじゃないか’と言いたいところでしょうが、買う方は腹が立つ。(あのシステマチックな手口、製造日を誤魔化さずに‘食材を無駄にしないエコ販売’とか何とか謳って割安で販売すれば良かったんじゃないの?)
あと、各チームの4番バッターをお金でかき集める巨人のやり方も、いろんな意味でSYDです。
そんな中でベスト・オブ・SYDに挙げたいのが、味の素から出ている「ギョーザ」。
これの何がSYDなのかといいますと、冷凍食品のクセにとんでもなく美味しいんです。中華屋で出す大抵のギョーザより美味しいといっても過言ではないくらい。実際、まったく料理がダメな吾輩でも近所の中華屋のギョーザよりも美味くつくることができます。(火加減など、ちょっとしたコツはいりますが)
しかもこのギョーザは、ご飯のおかずとしての能力が高いばかりかビールのアテとしての能力も高い味なのだから厄介。こんなモン300円(12個入り)くらいで売られたら、お店の人にしてみれば‘やってられっかい!’という気分になるでしょう。

そういえば近頃、ド級にマズいお店って激減しましたね。昔は結構な割合であって、店の外見や混み具合、つくってるオッサンの顔なんかで判断したものです。こういうスリルがなくなったことは嬉しいような寂しいような、複雑な気分です。

posted by ichio : 04:34 | comments (4) | trackback (0) |

comments

ミンミンのせみギョーザってSYDに安いけど、
"せみ”てどういう意味でしょうね。
セミファイナルとかセミヌードのSemiやったらいやですね。
直訳すると「幾分かギョーザ」か。
蝉だったりして。

Posted by: カトー at 2007年12月04日 16:54

サイズが小さい「さみしいギョーザ」が訛って、
「せみしいギョーザ」→「せみギョーザ」になったのだと思います。
フルサイズの「ふるギョーザ」を食べたくても食べられない人の
切ない思いが詰まっているため、味も少ししょっぱいかも知れません。

Posted by: OKUMURA at 2007年12月05日 01:06

東山には、ド級までいかないまでも、まずい中華屋あります。おそらく中国人がつくってます。これが本場の味なんでしょうか。
王将も他店舗より、確実にまずい。
こんな京都っぽいとこなのに、なぜか中華屋がたくさんあって、しかもマズイって、なんなんでしょう。。
あと、近所に「ルドルフ」という中華があります。なんで、ドイツっぽい名前やねん!とつっこみたい。怖くて行ったことないです。

Posted by: fulman at 2007年12月07日 17:59

その中国人がつくってる不味い店、
僕がアメリカで空手教室を開いたような感じなんでしょうね。

「ルドルフ」は行っとくべきでしょう。
いや、見つけた以上 行く義務があります。

そういえば昔『VOW』で
「広島風お好み焼き 『大阪』 東京支店」みたいな
完全に魔界に入っているお店が載っていました。

Posted by: OKUMURA at 2007年12月07日 20:02

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