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2008年01月10日

『へうげもの』

080110.jpg仕事場近くの本屋さんで やたらプッシュしていて目につくのが『へうげもの』というマンガ。
日頃マンガはほとんど読まないし、他に欲しいものがいっばいあるのでスルーしていたのですが、本屋に行く度に‘そんなこと言わんと、いっぺん読んでみなはれ’という声が聞こえてくるので仕方なく手に取ってみる。
あれっ、これ『デカスロン』の作者(山田 芳裕)じゃないの。ということは、おもしろいかも。そういえば以前、誰かからおもしろいとすすめられていたような。
買うか買うまいか考えること3日。悩みに悩んだ末、大晦日の夜 5冊一気に購入。自分でも惚れ惚れする男らしさです。

お正月、偏頭痛のしんどさがましな時にポツポツ読み進める。なかなかおもしろいです、これ。たぶん、しばらく読みつづけるでしょう。
ストーリーは、実在の戦国武将 古田織部が数寄の天下一を目指すという いわゆるグローイングアップものなんですが、そこにイマ時のコレクター心を盛り込んでいるのがミソ。
そして、好きなことを仕事にしてしまった人間にとっては、仕事と趣味の間で揺れる主人公の心持ちがビシビシ伝わってきます。信長・秀吉・家康・利休と、強烈な個性を持ったキャラの隙間をぬって自分の居場所をつくろうとするところなんか、かなりリアル。(といっても、古田織部は吾輩と違ってデキる人ですが)
この作品がどれだけの人気なのか知りませんが、『度胸星』のようにはならないでほしいなぁ。

とあるサイトの「へうげもの占い」をしたら、明智光秀・開運アイテム‘ふんどし’と出ました。

posted by ichio : 01:11 | comments (4) | trackback (0) |

comments

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
「へうげもの」は意外とダイナミックな絵柄とこの人の描くこだわりも健在で面白いですね。
織田信長は、かなりツボにはまるキャラに仕上がってました。
山田芳裕にしては結構売れてるようなので、「度胸星」みたいには、ならなさそうです。
「度胸星」は最高に面白かったんですけどねぇ…

Posted by: よし〜ん at 2008年01月11日 00:11

今年もよろしくお願いします。
このマンガ、オススメしてくれたのって、よっしんでしたっけ?

あの信長、カッコいいですね。
織田長益のヘタレ具合もなかなかイカします。

また、京都再発見ツアーやりましょう。

Posted by: OKUMURA at 2008年01月11日 11:53

以前にオススメしたことあると思います。
個人的に山田芳裕は「ジャイアント」以外どれもオススメなんで。
また京都ツアーお願いします。 楽しみにしています。

Posted by: よし〜ん at 2008年01月15日 19:10

『ジャイアント』は読んだことないです。ちょい気になります。
随分前ですが『ロッキング・オン』に連載していたマンガも好きでした。

今度の京都再発見ツアーはH氏が企画したいと言っていたので
ぜひ担当してもらいましょう。

Posted by: OKUMURA at 2008年01月15日 23:37

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