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2008年03月17日

ここ最近の音楽

080318.jpg‘最近、どんな音楽聴いてます?’と訊かれることがありますが、いつもどう答えていいのか困ってしまいます。(まぁ、こちらも同じ質問をして困った顔をされることがあるので お互いさまですが)人によっていろんな聴き方があると思いますが、吾輩の場合とっ散らかっているうえに説明ベタなので頭の中ではいろいろなミュージシャンが浮かぶものの、それをコンパクトにアウトプットすることができません。
ここ2年ほどじっくり音楽を聴く時間がなく、もっぱらiPodでの‘ながら聴き’。そんな中で最近よく聴いているのが次の3枚。
1枚目はジェリー・マリガンの『ナイト・ライツ』。これはアナログ盤しか持っていないので自宅でのリスニング。久々にレコード棚から引っぱり出してきたんですけど、今まででいちばん心に響いてきました。前はムーディーな雰囲気がイラッときたのですが、どうやらそれはこっちの蒼さだったようで、今では聴いているうちに自分のまわりだけ時間が止まったような感じがして心地いい。
2枚目はノンサッチから出ている『ショナ族のムビラ』。これはタイトル通り、アフリカ〜ジンバブエで暮らすショナ族によるムビラ(親指ピアノ)の音楽を収録したものです。本当はOcoraから出ているグバヤ族のアルバムが欲しかったんですけど、あいにく売り切れ(再発の予定もなし)でこっちをゲット。それでもさすがはノンサッチ、内容はグッドです。しかも安い!
3枚目はキャット・パワーの『ジュークボックス』です。ここでようやく同時代の作品が出てきました。えっ、音楽は全然新しくないって? そんなことはありません。たしかに昔の曲をカバーしたアルバムなんですけど、作り手の感性がフレッシュで、今でしかつくることのできない内容になっています。ショーン・マーシャルの天性の声が素晴らしいのはもちろんのこと、バックの演奏もすごくいい。特にドラムが前に出て、そこに今にも消えていきそうなギターの音色とショーン・マーシャルのボーカルが乗ってくるナンバーは、白昼夢といいますか どこにも存在しない懐かしいアメリカを描いているようで引きつけられます。この辺のテイストはビル・フリーゼルに通じるところがあります。
と、まぁ 吾輩の最近の音楽生活はこんなところです。こうやって振り返ると、テンションの上がる音楽がひとつもない。もともとテンション低いのに、これ以上下げてどうすんのって感じです。これは歳のせいか、疲れのせいかどっちなんでしょう。

posted by ichio : 23:36 | comments (3) | trackback (0) |

comments

僕の最近は、モノノケダンスです。
PVがいいわ〜。
http://jp.youtube.com/watch?v=cJ-FtQMqJkE

Posted by: hagiwara at 2008年03月19日 19:41

これも。
http://jp.youtube.com/watch?v=N8CzxE41GU8&feature=related

Posted by: hagiwara at 2008年03月19日 20:21

「もののけ」が仕事かぶりなのは偶然?
PV、自宅のMacでyoutube見るとほとんど紙芝居状態になるので、
今度仕事場のMacで見てみます。

Posted by: OKUMURA at 2008年03月20日 10:11

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