KITSCH PAPER

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Oh my Buddha!It is such a wonderful site that it's unbelievable.
2021.05.02

ゲームボーイ・ブーム到来

210502 いま我が家ではゲームボーイの一大ブームが到来。連れ合いと子どもはスーパーマリオ、僕はドンキーコングに熱くなっています。
 よく「1周まわって〜」なんて言いますが、我が家の場合は他のゲーム機は持っておらず、携帯ゲームも一切しないので、同一周回でハマっています。
 自分にはこれくらいシンプルなゲームが丁度いい湯加減。今のゲームはしたことありませんが、おそらく体も脳もついていかないと予測されます。
 大体携帯電話にしてもオーバースペックで、0.01%の機能も使っていない自信があります。ワケのわからない便利機能をつけるなら、バッテリーの減りを少なくすることに力を注いでほしいものです。

 IT関連のサービスに関して、メディアやまわりの人から「これが流行っている」「あれが熱い」といったことを見聞きしますが、どうもピンと来ないんですよね。「それ、ホンマに要る?」と思ってしまう。
 例えるなら、奥さんの誕生日のお祝いに「アレクサ、ハッピーバースデー歌って」と言っている感じといえば分かっていただけるでしょうか。
 ちなみにあのCM、まあまあ恐怖映像です。
 世の中には次から次に新しいサービスが出ていて、時流を追いかけるのは大切なことなのかもしれませんが、個人的にはトイレットペーパーがシングルからダブルに変わることよりどうでもいいです。(僕はシングル派)

 今のITの進歩って、もはや個人の暮らしのレベルを超えていて、得しているのは雲の上にいる人たちだけのようなモヤモヤ感が拭えません。とはいっても技術の進歩によって社会が良くなっているのも事実なワケで。ただ、もう人間の手には収まらなくなっていて、『ターミネーター』や『マトリックス』の世界にどんどん近づいているような不気味さを感じます。
 僕が世の中に憂いてもどうにもならないので、とりあえずゲームボーイで楽しい時間を過ごしたいと思います。

posted by ichio
2021.02.02

前時代の遺物に・・・・

210202 随分前から時代の流れに乗りそこなっていることは分かっていましたが、改めて自分が前時代の遺物になりつつあることを痛感しました。
 年始早々、長年使っていたCDJがまったく動かなくなり昇天されたため、新しいCDプレーヤーを購入せねばとそこそこ大きい家電量販店に足を運んだところ、オーディオ製品はほぼ店舗に置いていないと言われ、クラッときました。
 自分的にCDは生活必需品として毎日使っていますが、一般的にはほとんど需要ないんですね。確かに子どもも特定の音楽を聴くためにお金を払うという発想はない様子だし、アルバムを通して聴くなんて行為もないようです。

 ちなみにこれまで使っていたCDJは、愛着はあったもののDJもしないのにイキって買ったため、僕にとっては無駄にスペースを取り、無駄な機能満載のCDプレーヤーでした。おそらく相手も「こんな使われ方ちがう!」と思っていたでしょう。

 一応僕もSpotifyは利用しているのですが、どんな感じの音楽なのかを確認する程度にとどまっています。
 音楽にしても本にしても身銭を切らないと身が入らないといいますか、たとえ気に入らない内容だったとしても無理やり“好きになりにいく”情熱が湧かないんですよね。
 それに好きなモノに囲まれて生きたいと思っている人間としては、データだけのスッキリしたお部屋というのがどうにも落ち着きません。
 こうした趣向がいろいろな面で不効率なのことは重々承知しており、本・雑誌に関しては一部電子書籍に切り替えようかなと思っております。

 映画もコロナウイルスの影響で、一気にサブスクでの配信に重きを置く方向に進んでいる模様。日本は映画会社と映画館がつながっているのでまだ流れは緩やかですが、アメリカの映画会社は完全に舵をきりました。
 現に最近は、マーティン・スコセッシの『アイリッシュマン』やデヴィッド・フィンチャーの『Mank マンク』など、大御所でも配信ありきの作品が少なくありません。
 またプラットフォームの変化によって、話の構成や画面のレイアウトも変わっていくでしょう。
 こうしたことは時代の流れなので文句をいっても仕方ありません。ただ、加齢によって順応性が鈍り、「自分の好きなものだけあればいい」と開き直りかけている身として、こうした変化に適応する自信がありません。

 僕はいまF1と映画、音楽、動物ドキュメンタリーを観るためにCSに入っていて、そろそろNetflixとDAZNに乗り換えようかなと思案しているのですが、まだCSの方が微妙に安いため踏み切れないでいます。
 こうして二の足を踏んでいる間に時代はどんどん進んでいき、ますます敷居が高くなるばかり。このままではズルズルとドロ沼にはまり挽回できなるので、誰かそっとやさしく導いていただけないでしょうか。

 個人的にはSiriに期待しています。最近インターネットのバナー広告が、どう考えてもアクセスや検索ワードの履歴だけでなく、マイクでこっちの話を盗み聞きしているとしか思えないシンクロ具合なんです。
 この前もテレビを見ながら墓石の話をしていたら、次の日にお葬式の広告が表示されました。家族一同元気なので、墓石関連のサイトにアクセスしたり検索したりする必要は微塵もなく、実際していません。
 当然Siri はNetflixやDAZNの話も聞いているので、サクッと登録のナビをしてほしいものです。

posted by ichio
2020.04.20

巣ごもり

200420 新型コロナウイルスの影響で、この1ヶ月巣ごもり状態。仕事もできる限り自宅でしています。というか、相次ぐ無期延期・キャンセルで勝手に自粛状態に。多分、新型コロナウイルスのせいだと思うのですが・・・・。
 まぁ、慌てふためいても状況が良くなるわけではないので、できることを粛々として、なんとか乗りきりたいと思っております。

 それにしても「COVID-19」という名前、まったく定着しませんね。個人的に「新型コロナウイルス」という呼び方がイマイチしっくり来ないので、「COVID-19」を使うように頑張っています。が、まわりの影響は大きく、ついつい「新型コロナ」と言ってしまい、慌てて「COVID-19」と訂正。当然のことながら相手からは面倒臭がられています。スラッと出るように80年代にヒットした「19」という曲をヘビーローテーションして脳内に刷り込んでいます。ちなみポール・ハードキャッスルが「なななな、ななな、な、ナインティーン」とつぶやく「19」とは、新型・・・・COVID-19のことではなく、ベトナム戦争におけるアメリカ兵の平均年齢を表しています。

 さて、テレビの情報番組で辻仁成さんがパリからできる限り外出しない(花見を控える)ように訴えかけた際、「桜は来年も再来年も咲く〜」とおっしゃっていました。この言葉の通り、我が家の植物たちも本格的な春を迎え、新型コロ・・・COVID-19に関係なく、新たな葉をムクムクと伸ばしはじめたため、長い巣ごもりを終え、外に出してあげることに。おひさんの下で水をやっていると、こっちの気分も少しばかり晴れます。
 前を通りかかったおばさん方からも、「いやぁ、よろしいなぁ」、「うまいこと育ててはんね」など胸アツなお言葉をいただき、思わず鼻の穴が膨らむ。
 そういえば以前は買う植物を片っ端から枯らしていたのに、最近はそんなこともなくなりました。なんでだろうと考えたところ、一瞬経験を積んで良い塩梅がわかってきたのかなと思ったのですが、そうではなく植物側がこっちに合わせてくれている気がしてきました。
これって仕事でも言えるような。自分でうまくやっているつもりでも、まわりの人たちが合わせてくれていたりするんですよね。今回のコヴィット・ナイン・・・・あぁ面倒くさい! 新型コロナウイルスによる巣ごもりをきっかけに、謙虚な気持ちを忘れないようにしたいと思います。

 家にいる時間が増えたので、自分のコレクションにあるもののほとんど聴いていないアルバムを聴き直す、名盤発掘に精を出しています。今のところのオレ的隠れ名盤No. 1は、サンタナの『サンタナⅢ』。ぶっ飛んだジャケットと、サイケとラテンが絶妙に合わさったサウンドがサイコーです。

posted by ichio
2019.07.12

旅先での出会い、本のカバー買い

190712 去年の夏に家族で金沢を訪れた際、何気なく入った雑貨店のギャラリースペースで版画家のタダジュンさんの個展が開かれていました。作品はいろいろなところで見たことはあったのですが、作者の名前を知ったのは恥ずかしながらこの時がはじめて。
 作品はどれもユーモアと毒っ気があって、すごくイカしてます。欲しい・・・・でも値段が・・・・・・・・。一人では決心がつかないので奥さんの様子をうかがったところ「いいやん」と許可をいただき、購入に向けてズズズンっ!と前進。しかし僕はCD1枚買うのに何ヶ月も思案する小心者です。OKが出たからといってすぐに何万もする大物を「これ、ください」と言えるワケがありません。想像しただけで喉がカラカラになってくる。さらに奥さんがOKを出したのは、自分も欲しいもの(それも版画と同等かそれ以上の大物!)をゲットするための策略じゃないかと、疑心暗鬼になる始末。
 これはいかんということで、一度頭を冷やして冷静に判断するため、近くにある本屋さんへ。すると、その本屋さんにタダジュンさんの作品が飾られているではありませんか。お店の人に話しかけると、その方はタダジュンさんのファンで、少しずつコレクションしているのだとか。この話を聞いて、作品の魅力だけでなく、好きな作家の作品を所有して楽しむという行為にもウットリする。
 これは“買い”だな。気合いを入れてギャラリーに再突入したのですが値札を前にしておじけづき、結局逃げて帰りました。

 それから1年経ちますが、ちょこちょこその時のことを思い出し、「買っておいたらよかった」と思ってしまうこの頃です。
 そんな後悔を少しでも晴らすため、最近タダジュンさんが装画を担当した本を集めはじめました。レコードの“ジャケ買い”ならぬ本の“カバー買い”。まだ買いだして間もないのですが、タダジュンさんは結構たくさん装画を手がけられていて、どの本もおもしろいんです。僕が読んだなかでは、ポルトガルの作家 ジョゼ・ルイス・ペイショットが書いた『ガルヴェイアスの犬』と、ドイツの作家で弁護士でもあるフェルディナント・フォン・シーラッハの『犯罪』という小説が良かった。特に『ガルヴェイアスの犬』は“へんぴな村にU.F.O.が墜落した”というキッチュな設定で、どこにでもいる人たちのしょうもない出来事を通して人生の機微を浮かび上がらせる、僕の大好物な作風。ヒトってどこまでもアホで不器用で愚かだけれど、愛おしい。そう思える作品です。
 小説と音楽、フィールドは違いますがU.F.Oつながりということで、僕の頭の中では1940~50年代のロサンゼルスにあったチカーノ・コミュニティを題材にしたライ・クーダーの大傑作『チャベス・ラヴィーン』と重なっていたりします。

 当たり前のことですが、こうしてカバー買いを楽しんでいても、本物の版画とブックカバーはまったくの別物で、僕の欲求が満たされることはありません。むしろ版画欲しい熱はさらに熱くなっています。
 でも、今後作品を手に入れたとしても、金沢で買っていたら感じたであろうワクワク感は味わえないでしょう。やっぱり旅先での出会いは大切にしないといけませんね。

posted by ichio
2019.06.03

トム・ミッシュ 大阪公演

190603 5月29日に行われたトム・ミッシュの大阪公演に行ってきました。
いや〜、期待通り良かった! 仕事を無理やり中断して大阪まで出た甲斐がありました。
 トム・ミッシュは最近いろいろなところで紹介されたり、星野源さんが注目していたりすることもあるせいか、会場は20代らしきの若人を中心に満員。
 彼のライヴは去年のサマーソニックで体験し、パフォーマンス力の高さは折り紙付きでしたが、その時よりも今回の方が骨太で、曲によってはヘビーなサウンドになっていた印象。バンドメンバーが替わっていたことも影響しているのかもしれません。特にベースのお姉さん、凄い音出してました。
 ヘビーといってもデビューアルバム『ジオグラフィー』をはじめ彼のこれまでの曲の大きな魅力である清涼感はそのままで、気持ちいいグルーヴをつくりだしていました。20代半ばでソウル、ファンク、ジャズ、ヒップホップなど幅広い音楽を“丁度いい”塩梅にミックスしながら、トム・ミッシュ印の音楽に仕上げるセンスと技量に脱帽です。

 ライヴ構成は中盤にスローな曲を集めるなど、全体的に程よく落ち着いた雰囲気。お酒を飲みながら観ることができればサイコーでした。
 また、あまりにセンスが良すぎて、見事にコントロールされた演奏を当たり前のように聴かされると、「若いんだから、もっとはっちゃけてもいいんじゃないの?」という、いちゃもんに近い感想も湧いてきたりします。これは5Aのおいしいステーキを食べている最中に「どて焼きも食べたなってきた」とほざくような野暮なのかもしれません。
 でも、『ジオグラフィー』ですでに完成されていたスタイルをこれからどう発展させていくのか早く2枚目のアルバムで確かめたいという期待感は、この日会場に足を運んだすべての人に共通する思いでしょう。

posted by ichio
2019.05.27

経年

190528五十代の大台が目前に迫ってきて、体のいろんなところが変化している今日この頃です。目は随分前から老眼が入り、文庫本を読むのがつらくなってきたし、スマホを見る時も「どんだけ離すねん」と笑われるほどの距離でないとピントが合いません。こうした変化を劣化と捉えると哀しくなるので、フリーザが形態を変えるように進化の過程だと捉えています。
 体重増加も進化のひとつ。この数年お腹まわりがモッサリしてきたなとは思っていたものの、軽い筋トレ以外これといった対処もすることなくスルーしていました。そしてゴールデンウィークに約1年ぶりに体重計に乗ってみたら、生まれてこのかた見たことのない数値を指し示しているではありませんか! さすがにこれはいかん!ということで、筋トレ強化(といってもヌルいですが)とダイエットを決行。
いきなりハードなダイエットをしても長続きしないので、晩ごはんの白米の量を減らし、夜におかしを食べないくらいにとどめています。
お腹まわりをスッキリさせるために、体重を減らすのと同時に何か良い方法はないかと考えたところ、いいのを思いつきました。

 そう、デューク更家さんです。両手を伸ばして頭の上で合わせて、シュッシュ言いながらクネクネ歩くやつです。これならいちいち「よっしゃ、筋トレするぞ!」とはりきる必要もなく、気軽にできる。というとで、家や仕事場で移動する時はシュッシュ言うてます。この前、仕事場でトイレに行く時にシュッシュ歩きをしていたら、お隣のテナントの綺麗なマダムに出くわして、かなり怪しい目で見られて気持ちよかったです。

 毎日シュッシュ歩きをしているうちに、「このカッコ、どこかで見たような・・・」という、出てきそうで出てこない気色悪い感じに悩まされるように。気持ち悪いのでいっそのことシュッシュ歩きをやめてしまおうかと思いはじめた時、ローリング・ストーンズの『ヴードゥー・ラウンジ』のジャケット(右上)であることが判明。デューク更家さん、ストーンズのメンバー、どちらが影響を受けたのかはわかりませんが、ソックリです。

 これがきっかけで久々にストーンズの曲を聴いていると、自分にとってのストーンズの最新作は1989年の『スティール・ホイールズ』ということに気がつきました。つまり、90年代以降のストーンズの曲はほぼ聴いたことがないということです。もちろん1994年に発表された『ヴードゥー・ラウンジ』も未聴。そこそこ慣れ親しんでいたバンドの新曲に30年近く接していないという事実に驚愕し、慌てて最近使い始めたSpotifyで『ヴードゥー・ラウンジ』を聴く。
 ・・・・・う〜ん、Spotify無料版の音質のせいなのか、自分の今の気分に合っていないせいなのかはわかりませんが、グッと来ない。もう少しねかせておく必要があるようです。
 ということで、しばらくはデューク更家さんの方にお世話になります。
 ダイエットは目標3.5キロ減で、現在2キロ減です。

posted by ichio
2018.08.29

サマソニ〜ベックのパフォーマンスに脱帽

180829 50近いオッサンがキャッキャッとはしゃぐ姿というのは、若人たちにはどう映るのでしょうか? 興奮が醒めていくに従い、「キモい、このオッサン」と思われていたのではと、ワキ汗が滲む今日この頃です。
 サマーソニック大阪でベックを観て、年甲斐もなく盛り上がってしまった話をしております。
 実はベックのライヴを生で観るのは今回がはじめて。これまで映像で観る限りでは、あくまでメインの活動はレコーディングであり、ライヴはグッとこないタイプのミュージシャンだと勝手に決めつけておりました。が、まったくそんなことはありませんでした。というか、もうサイコーで、圧倒されました!

 当日はお昼過ぎに会場に到着。熱中症対策として屋内会場でソルティライチを飲みながらスタンバイ。しばらくすると注目していた新鋭、トム・ミッシュのライヴがはじまる。ソウル、ブルース、ジャズ、そしてヒップホップのエッセンスを絶妙の加減でミックスし、極上のポップソングに仕上げている。自ら演奏するギターは透明感あふれるジョン・メイヤー直系。聴いていて気持ちいい。20代前半にして、このセンスとソングライティング能力。間違いなく近い将来メインストリームに駆け上がるでしょう。ちなみに僕が彼と同じ年齢の頃は、毎日「彼女ほしい〜」と悶絶していました。

 お目当てのミュージシャンが特にいない時間帯になったので、「せっかくなので」ということで、ONE OK ROCKを観賞。普通にカッコいい。森進一さんのご子息、こんな感じになっておられたのですね。
 この頃になると、クーラーボックスに飲み物を詰め込んでやって来た友だちが、となりでせっせとつくってくれるチューハイでホロ酔い気分に。「アテがほしい」ということで屋台ゾーンに行って飲み食いしている間に、楽しみにしていたチャンス・ザ・ラッパーを見逃してしまいました。

 そしていよいよ、ベックの登場。がんばって前へ移動すると、御用達のサンローランを身にまとい、ギターを持ったベックが目の前にいる。と、いきなり「デビルズ・ヘアカット」がはじまり、「ルーザー」へとなだれ込む必殺の展開。ジェイソン・フォークナーやロジャー・マニングjrらをはじめとするバックバンドが繰り出すサウンドは、ひたすらラウドで面食らう。そんなオッサンの驚きなどおかまいなしに、この後も目下最新作の傑作『カラーズ』を中心にキラーチューンのオンパレード。完全にパーティーモードというか、花火大会モード。前で踊りまくる外国人に感化され、こちらも大はしゃぎ。“ひとつになる”って、こういう感じだったんスね! 一体感を体感していると、外国人は彼女さんをハグしたりチューしたりとヒートアップ。やっぱり“こっち”と“そっち”には高い壁がありました……。
ライヴはあっという間に後半。メンバー紹介に合わせて、シック、ストーンズ、ニュー・オーダー、トーキング・ヘッズの曲をちょこっと演奏するのですが、これがイカす! 「ブルー・マンデー」なんか確実に本家よりカッコいい。(ニュー・オーダーは、ド級のヘタさが魅力なんですけどね)
 やってもやっても尽きないキラーチューンと完成度の高いパフォーマンスに、20年以上に渡りミュージックシーンの最前線を走りつづけている男の凄みを感じました。
 今年のサマソニ大阪はかなりショボいラインナップで、実際にお客さんの入りも残念だったようですが、ベックの最新型ライヴを観ることができただけで大満足です!

posted by ichio
2017.08.28

ランニングをはじめた理由

170825 つれ合いが健康およびアンチエイジングのためにゴールドジムへ行きたいと言いだしました。
 しかし、ジムに通うためにはお金が要ります。しかもゴールドジムといえば、まぁまぁなお値段。そこで「ひとまず近所でウォーキングかランニングからはじめてみれば」と提案したところ、お金を払って“やらなければならない環境”をつくらないと行動に移せないとのこと。気持ち的には分からないでもないのですが、家庭の財務を司る立場としては簡単には承服できないご意見。
 そこで僕は毎日している軽い筋トレをこれ見よがしにつれ合いの前で行い、自主(無料)トレーニングを促す作戦にでたものの、まったく効果なし。というか、「ちょっとテレビ見えへん」と怒られる始末。仕方なくゴールドジムよりリーズナブルで、若干おばちゃん率高めの某ジムをおすすめしたのですが、これも気分が上がらないと却下。敵もなかなかしぶとい。
 こうなればリーサルウエポン。僕がランニングをはじめ、それにつれ合いを誘う作戦を決行! 果たして、ここまでやることなのかとは思うのですが、僕自身、腰まわりの“ヌタ〜ッと感”を取りたいと思っていたので一念発起して走ることにしました。ただ僕もバカじゃないので、戦略があります。僕だけ走ると言っても「どうぞ、がんばって」で終わってしまうため、子どもと一緒に走ることにしたのです。子どもは日頃から運動をしているので、僕とのランニングにノリノリ。こうなればゴールドジム志願者たるもの、やらないワケにはいかない。

 ということで、家族で二条城でのランニング(ニジョラン)を開始。僕は中学時代、陸上部で中距離をしていて二条城を毎日走っていたのですが、30年間ほぼNO運動状態。ヘロヘロになると思いきや、意外にスムーズに走ることができ、気持ちいい。つれ合いも走ってみると気持ち良かったようで、習慣化しそうな気配。
 こうなってくると、イカすランニングシューズとウェアが欲しくなってくる。わざとらしくつれ合いにアピールしたところ、「しばらくはこれで」と、某ファストファッションブランドのスポーツウェアを支給される。これがくそダサくて、しかも着心地も悪く、気分が上がるどころか逆にやる気を削いでいます。なんか、つれ合いにリベンジされている気がします・・・・・。

 今読んでいる、村上春樹さんの『職業としての小説家』というエッセイにランニングの話が出てきて、有酸素運動をすると脳内にニューロンが生まれ、それに知的刺激を与えると脳のはたらきが活性化すると書かれていました。このところ自分自身にがっかりするような物忘れや勘違い、奇行をしてしまうことがあるので、そういう意味でもランニングはつづけたいと思います。
 『職業としての小説家』は、村上春樹さん自身の経験に基づいて、“作家として書くというのはどういうことか”が、じっくりと、そしてストレートに書かれています。語られる言葉はすごくシンプルで淡々としているのですが、シンプルで淡々としているからこそガツンときます。近頃よく見かける、さも良さげでポジティブ風な自己啓発書などとは大違い。書くことを生業としている者の端くれとして、すごく勉強になりました。カラダだけでなく、アタマのランニングも欠かせません。

posted by ichio
2017.07.20

K-POPアイドルによるルドヴィコ療法

170720 近頃、『時計じかけのオレンジ』に出てくる「ルドヴィコ療法」の効果を、身をもって実感しています。
 ルドヴィコ療法とは、犯罪者の再犯を防ぐために対象者を椅子に縛りつけ、クリップで目を開けたままの状態にして無理矢理バイオレンスな映像を見せ、身体と脳に暴力に対する嫌悪感・拒否反応を刷り込むという架空の治療法。僕はこの1年半ほど、このルドヴィコ療法を受けている状態です。

 実は奥さんと子どもがK-POPの某アイドルグループにハマっおりまして、強制的に彼らの曲を聴かされているのです。それらの曲はどれも歌とラップが組み合わされている今どきなスタイルなんですが、独特のクセがあり、 “気持ち悪い”と“病みつき”のギリギリの線を攻めていて、こちらの意思に関わらず脳内の深部に入り込んでくるんです。旅行の時など、クルマという逃げ場のない閉鎖空間で何時間も聴かされるのですから、たまったもんじゃありません。真剣に発狂しそうになりました。
 薄れゆく意識の中で僕は、ブルース・リーの「水になれ」という言葉を思い出しました。自分と相反するものに遭遇した時、ガチコンでぶつかったらバラバラに砕けてしまうけれど、水のように受け流せばスルリとかわせるという教えです。抵抗するのではなく、流れに身を任せる。ということで、僕も一緒に歌うことにしました。
 独特のクセがある彼らの曲は、1、2回聴いただけでも信号待ちをしている時に口ずさんでしまう威力をもっているのですが、僕なんかシャワーのように浴び続けたせいで、今ではカッコ良く思えてくるほどにステップアップしました。この前、奥さんと子どもに連れられ、大阪の鶴橋でK-POPショップ巡りをした時なんかウキウキし、せっかくなのでグッズも買っとこうかなと思ったくらいです。おそらく日本のオッサンの中では、K-POPに詳しい方に分類されると思います。
 まだまだファンと名乗るのはおこがましい身分ですが、そんな僕がみてもK-POPのクオリティは唸らせるものがありますし、単純にカッコいいという感情が湧いてくる。バラエティ番組で軽妙なフリートークをかまし、情報番組のMCやコメンテーターをしている日本のアイドルをみると、「アイドル」ってどういう人のことをいうんだったっけ?という疑問がわいてきます。一度原点を見直してもよい時期なのかもしれません。

 この春、子どもがライヴデビユーを果たしました。もちろん、ファンのK-POPアイドルのライヴです。秋にも奥さんと一緒に行くそうです。羨ましい・・・・。さすがに「お父さんとエイフェックス・ツインのライヴに行こう」とは言えないので、僕もK-POPアイドルのライヴに行こうかな。

posted by ichio
2016.05.23

2016年問題

160523 「2016年問題」にご注意ください!
 これまで世界は1999年の「ノストラダムスの大予言」や「2000年問題」などで大騒ぎしてきましたが、結局大したことは起こりませんでした。むしろ、これらをネタにして儲けた人が少なからずいた、ラッキーイベントだったといえるでしょう。しかし我が家を襲った「2016年問題」は、実害のある恐ろしい現象です。

 どんな惨事が発生したのかと申しますと、アナログレコードのジャケットを保護するビニール袋が一斉に破けだしたのです。
 ラックからレコードを取り出す方法は人によって千差万別。僕は、パカパカとレコードを横に倒してお目当てのアルバムを探し出し、背の部分のビニールをつまんで引っ張り出す「プルアウト・スタイル」を採用しています。(僕が適当にいってるだけなので、ネットで「レコード プルアウト・スタイル」と検索しても出てきませんよ)。

 とまぁ、こんな感じに背の部分のビニールをつまむと、その部分だけが破けてしまうのです。ビニールの状態をみると、干からびたみたいにパリパリになっている。調べると、塩化ビニールには可塑剤という薬品が入っていて、時間の経過とともにそれが抜けていき品質劣化するとのこと。
 僕はビニールの品質チェックをするため、ビニールに入っているレコードの背の部分を、かたっぱしに引っ張ることにしました。すると、破れる破れる、どんどん破れる。途中から包装用のプチプチをやっている気分になってきて、破れないとハズレ的な感じに。ちなみ、午前2時のことです。
 そうやってゲームを進めていくうちに、破れるビニールのほとんどが90年代に買ったものだということに気づきました。それは、偶然とは思えない確率。不思議と、それよりも前の80年代に買ったものは、まだビニールに粘り気があって破れない。つまり、経年劣化だけが原因とはいえないということです。これは推測ですが、空前のレコードブームが巻き起こっていた90年代当時、質の良くないビニールが出回っていたのではないかとにらんでいます。

 我が家の2016年問題は、実はもうひとつあるのです。それは、家電がつづけざまに調子が悪くなるという怪現象。ブルーレイ・レコーダー、洗濯機、トースター、パソコン、時計など、ジャンル・購入時期を問わず不具合が発生。まるで惑星直列のようです。そういえば惑星直列の時も、引力が影響し合って地球がどうにかなるんじゃないかという話がありましたが、幸い何もありませんでした。それに比べて、こっちの問題はもっと現実的で、シリアス。家電を買いかえる金額を考えたるだけでも悪寒が走ります。
 どのご家庭でも1回はいろんなことがあると思いますので、お互いがんばってクリアしましょう。

posted by ichio